2017年4月22日 (土)

毛鉤を巻く

そろそろ時節かな・・・、と今年用の毛鉤を五本巻いた。

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以前の毛鉤と比べると、実にいい加減な作りだ。
年々に大雑把になってゆくようである。
よる歳波で、目が遠くなり手先も不器用にしか動かない為であろう。
岩魚が喰い付くのだから、マァ いいか・・・”強いての結論である。


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2014年4月22日 (火)

早期用の毛鈎を巻く

 そろそろ出かける準備をせねばと、毛鈎を二本巻いた。
盛期は黒色系なので、早期用に八号鈎に茶系の雌雉羽で蓑毛を巻くことにした。
二本もあれば、五回遡行はできるであろう。

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              “そんなにガッツクなょ、 ナァ この花の蜜は 甘かろう”

“いいかげんな毛鈎だなぁ~ また ゴミと間違えられるかも知れん・・・”何時も そう思う。


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2014年4月 9日 (水)

秩父の年券を購入

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 先日、秩父魚協の年券を狭山の釣具店で購入した。
春になって梅の花が咲き、桜の花が開いて若芽が顔を出す陽気になると、
白髪頭の年寄り爺も心持はポジティブになるらしい。

去年、ウエーダーソックスに穴が開いてグチュグチュと冷たく気持ち悪い思いをしたのだった。
そして、ソックスを探しにいったら“年券”が置いてあったのだ。
渓流オンリーのもので、金七千円であった。
此れまでは、秩父の市内までも求めに行ったのだったが、便利になって助かった。

 想えば、十年位の前迄は二月の中頃には、各魚協ごとに三箇所も四箇所もと買い回ったものだったのだが…、随分とノンビリ したものではある。
今年は、丹波や西入間(名栗)、小菅などの他域は都度に日釣りで行こうと考えている。

もう少し先、薄紫色の山藤の花が咲いたら 山躑躅の花を眺めながら杣道を奥へと辿ろう。


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2013年4月28日 (日)

何もせづ 老いぼれてしまわぬように・・・・

姦しいゴールデンウイークが終ったら谿へ詣でねばならぬ…と、
釣具倉庫をかき回していると、なんと昔に使ったグラス竿が見つかった。

餌釣り用の竿で、遡ること三十数年前の昭和五十年代の代物であったと思う。
当時、私にとっては高級な代物であった筈で、お給料の多くを費やしたと憶えている。
買って少しの間、愛しいスナックバーのマユミさんに逢えなくて煩悩に苛まれた記憶は今も鮮明だ。

そんな想いをし手に入れて谿通いをしたのだが、
その後、数年でテンカラ毛バリ釣りに血道をあげてしまったのだった。
そうして、薄情にも忘れ去ってしまっていた。

短繋でグラスだから、中尺なのに太くて重い。
しげしげと眺めてみると、随分と傷が多い。
あの頃は、左手にザイル 右手に釣竿だったから、苦労させてしまったものだ。
奥利根の小穂口沢の魚止メの滝の下段で、こいつを握った侭に壺に転落したことをも思い出せた。


ようし 目を覚まさせよう。
今年は 秩父の谿々を見せよう。時には、その体を尺岩魚の重みで撓らせてやろう。
但し 提灯釣り用で 魚達むを誘うのは毛バリだがね。
それに 急な雷雨でも安心だしね。

お互い もう少しだけ頑張ろうか
何もせづにいて 老いぼれてしまわないように・・・。

Blogkohaku

                        ダイワ 琥珀 硬調子 45

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2012年6月 9日 (土)

秩父谷に行く予定の日が雨だったら・・・

朝から一日中が雨模様である。
私は、少しでも降雨予報があったり大気不安定と予報される時はでかけることはない。
雨降る杣道を滑りながら帰りを急ぐのは侘しい。
物凄い閃光と雷鳴の中にうずくまっているのも恐ろしい。
秩父の谷は、常に気持ちのよい処でなくてはならないのだ。

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毛鈎を三本巻いた。
何時もの赤頭赤尻の定番もので細かいことは気にせずに大雑把に巻けばよい。
大振りの9号のテンカラスレ針に胴は孔雀として蓑毛は雉雄羽を巻いた。
橙朱色の大岩魚が、むっくりと現れて大石のエゴへと咥え込むのを想像をしながら巻くのだ。

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そして珈琲を啜りながら、原全教の「奥秩父」の行く予定だった処のページを読む。

こうして、未練と想像ばかりを逞しくするのだが・・・
関東地方も梅雨入りだそうだ、今度は何時になったら秩父の谷を徘徊できるのであろうか。

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2010年2月 4日 (木)

冬篭り中に・・・、冬の風景。

大きな自動扉はガタガタと音をたてて開いた。
“きっと、小石か何かが詰まっているのだろう・・・”

何時もの風景だ。
見回すと、その老紳士は今日も布製のソファーに姿勢を正して座って居た。
何時ものように、灰色のスーツを着て少し暗い色のネクタイを締めていた。
黒の紐付きの革靴はやっぱり綺麗に磨がかれていた。
そして、ポマードをタップリつけたのだろう、白髪はオールバックになでつけられていた。
長身痩躯のその紳士は、歳の頃は七十才位であろうか。

老紳士は、周囲を見回した。
そこには、大勢の思い思いの格好をした老人達が思い思いの姿勢でソファーに座っていた。
老人達は、誰にも干渉せず、誰にも干渉されまいと、一定の距離を空けて座っている。
ある老人は新聞を広げ、ある老人は背もたれに頭をのせて大きな口を開けて眠っていた。
老紳士は、蔑んだ目をし淋しい目をした。
老紳士は、『フウー』 大きな吐息をついた。

老紳士は、真向かいに座っている私に目を向けた。
“あなたもですか、あなたもですねぇ・・・” 目が云った。
“そうです、私もです。私も社会から忘れ去られてしまいました・・・” 目で答えた。
“あなたが羨ましい、もう悟ってしまっている・・・” 目が云った。
“しかたがありません、もう諦めてしまったのです・・・” 目で答えた。
老紳士は、目を閉じて 『フウー』 大きな深い吐息をついた。

こうして、陽の落ちる頃までこの風景は変わらないのだった。
毎日毎日・・・。
東京のベットタウン、小さな町にしては、立派に過ぎる図書館である。

この老紳士は、朝に家を出る時
『それじゃぁ、行って来るよ・・・』 と云い。
『行ってらっしゃい、気をつけてね・・・』 老奥さんは答えるのだろうか。
そして、日が暮れて
『ただいま、今帰ったよ・・・』 と云い。
『おかえりなさい、ご苦労さまでした・・・』 老奥さんは答えるのだろうか。


素通しのガラスの外は、まだ冬だ、春はまだ来ない。


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2010年1月17日 (日)

冬篭り中に・・・、ジョージァのお姉さん。

綺麗なお姉さんにお逢いしたいものと、
炬燵を抜け出て
自動販売機でジョージァの缶コーヒーを買って飲んだが、
何時まで待ってもお姉さんは現れなかった。

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2009年3月21日 (土)

今シーズン用の毛バリを巻く

今シーズン用の毛バリを巻いた。

今期はイッチョウ変わった毛バリでも泳がせて大岩魚でもからかおうか・・・思ったのだが。

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鉤 ~がまかつのテンカラ管付き8号
胴巻~孔雀の飾り尾羽
蓑毛~雉の風切剣羽
背負~鹿毛
目印~餌釣り用の目印

なぁん~と 出来上がってみれば、全くといっていい程におんなじ赤頭金尻の天女じゃないか。
違うと云えば、せいぜいが蓑毛がチャボの首毛でなかったことと背に鹿毛を負わせただけだ。
なんとも発想が貧困なのと保守的なのであるらしい。
“今さらに、変えられないのかな・・・”

一本で五回行は出来るとして、あと二本も巻けば今シーズンは充分、
さぁ もう少し暖かくなるのを待つばかりだ。 

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