晩秋の浦山の冠岩
小春日和とか・・・、だが晩秋の陽は弱々しく寒い。
浦山の冠岩を訪れた。
頂上には、太い松の木が立っている。
見上げ眺めているばかりでなく
何時の日かに、尾根を回り込んで登り
あの松の根方で番茶で寿司を喰ってみたいものだ。
とても暖かくて、とても良い場所に思える。
そして、七ッ滝の悪場を杣道で巻いて、25㍍大滝を拝んだ。
降って冠岩廃集落を巡った。
屋根の無くなってしまった板碑を見、
家屋跡を一軒一軒回ってみた。
上林さん(オッちゃん)の別宅は健在だ。
なんと・・・
祀られてある祠が全て倒れてしまっている。
小さなお地蔵様は散々に転び散らばっている。
何とか起そうとしたが、なんと重い。
非力な腕力で奮闘するとヒョロけて
反対側に倒してしまった、少し壊してもしまった。
これでは、ヒョットして祟りがあるのではあるまいか。
いよいよ奮闘して、何とか起し立てた。
転がっているお地蔵様を立て並べた。
今度に来る時には、釘と金槌を持って来よう。
でも・・・ 秋ももう終わりで寒い冬が来る。
今年は、もう来れないかもしれない。
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