2011年11月12日 (土)

デジブックに【山のこなたの桃源郷 二】を追加しました。

秩父の山塊の杣道を辿り、谷川を遡っていると“い~いところだなァ、チョッと一服していこうか・・・”思う処に出くわします(個人的な基準ですが)。
【山のこなた…】の容量が満杯になってしまいましたので【・・・ 二】を追加しました。
良い処に行き当たれば、更に画像は追加してまいります。


続きを観たいな・・・と思われた方は、画像をクリックして下さい。

『あっ! 俺 此処を知ってる… 行ったことある・・・ 』 なんて方がおられたら嬉しいです。

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2011年11月 7日 (月)

ソゲ岩の探査、転じてセンヂの通ラズ、転じて門前市沢

毎年、今頃の季節になると大洞林道を歩きたくなる。
そうだ!!。 
ソゲ岩の探査に行こう・・・!。
Blogh23111                       (これは以前の写真)
ソゲ岩は、古から示す人まちまちで今一つ「此処だ!」の確たるものがない。
私は、此の写真の大洞谷から直に突き立った岩峰だと思っているのだ。

よぅし!。
あそこへ行って削げている様を、ようく見て来よう・・・。

Blogh23112お天気は上々、雲取林道から眺める大洞川の奥も山々も晴れ晴れしいぞ~ルンルン。

ありゃ~!。
鮫沢橋で「交通止」になっている。
無理して行くか…。でも、此処から荒沢橋までは一時間以上だしナァ。

そうだ!。センヂの通ラズを見て回って、大洞ダムの壁を上って来よう。
日向小屋沢の少し下流から大洞川へと降りた。

Blogh23115そうだった!。
此処の峡間は、臍までも水に浸かって抜けるのだった。
今の時期では、いかにも辛い。それにしても砂礫が入って浅くなった。

Blogh23116そうだ!。
下って、前から気になっていた門前市沢(別名~尻無沢)に入ることにした。

Blogh23117おう!。
見事な滑メ滝があるじゃぁないか。
(実は、この後に右岸のザレを上がろうとして滑り落ちて腰から下を濡らしました。)

Blogh23118マズイなぁ!。
まだまだ小滝が続くのに、薄暗くなってきた。
(実は、先ほど落ちて濡らしたので一物がチヂミ上がるほど寒く気力が萎えました。まさにキンチヂミでした)

Blogh23113_2疲れた!。
二十回も三十回も立ち止まっては休んで、やっとに林道へ登り上がった。
既に、陽は門前市沢の切れ込みのずっと上の和名倉山の向うに落ちようととていた。

どれも これも 中途半端な一日であった。

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2011年11月 5日 (土)

向谷、そこから溢れ出る水が水流をなして・・・

原全教の「奥秩父」の大血川のくだりにこんな記述がある。
『大血川部落の對岸に、三峰奥宮の方に喰ひ込む澤は確立した名稱もないが、通稱向谷と呼ばれ、仲々深い澤で、白岩と云ふ大岩壁の下にはこの谷随一の大鍾乳洞があり、そこから溢れ出る水が水流をなして居るさうだ。』

十数年程の前に一度訪れたことがあって、岩峰が屹立した幻想的な風景が想い出された。
既に記憶も定かでないので訪ねてみた。

Blogmukaisiroiwa

周囲の風景は随分と変わったと思えた。
多分、木々が高く繁って高い高い岩峰・岩壁が見え難くなってしまったからであろうか。

Blogmukaioku2_3
確かこの辺りであったが・・・。  あった・・・!。
大岩壁の根方から水は滾々と湧きながれていた。

Blogmukaioku
更に上流を窺えば、衿を合わせた様な岩間の中を僅かな流れが駆け下りている。
その流れと大岩壁から湧き出た流れの水量比は、1:1程であろうか。
以前に見た時は、此処に流れは無かった。渇水期には向谷の流れはこの大岩壁下の湧き水が源を為すのであろう。
しかし、この奥を辿れば三峰の奥宮へ行かれると云うのだが、随分に厳しそうだ。
“何時の日かに、辿ってみよう・・・。”

余談だが、此の中は…?と腕まくりをして手を差し込んでみた。
凄い水圧で水が吹き飛び散って上半身がビッショリと濡れてしまった。風邪をひいては…と着替えねばならなかつた。 余計な事はするものではない・・・と悟った。

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2011年10月26日 (水)

畑ノ沢 此れは何者のモノか・・・

今日は、入川の右岸道に出かけようと予定していたのだが・・・。
久しぶりの奥秩父と興奮してかで、なかなか寝付けずに目の覚めた時は既に朝日が射そうとしていた。
“既に遅し・・・”と已む無く、浦山の畑ノ沢に変更してしまった。


Blogh23104_2仙元谷との出合いは滝の連なる峡間のゴルジュで直登するに厳しい。
怖気ついて右岸のガレを木に縋りながら三歩進んで二歩滑りで上った。

Blogh23107_2やっとに登り上がって落ち口から覗けば、高度感があって恐ろしい。
直登したなら、途中で進むも退くも叶わず絶望感に薄倖な己が運命が閉ざされるを嘆いたことだろう。

Blogh231010谿は小振りで奥秩父の谿々に比べるべくもないが、秋の陽は気持ちよかった。
時々、大きくなれない小型の岩魚が、我が影に驚いて慌てて逃げ走るのも嬉しい。

Blogh231014辿り始めて二時間半程で仙元林道の終点の広場に着いた。畑ノ沢は悲しいことに此処に行き当たって水が涸れてしまう。
此処を通じて、古棒杭沢の上流を渡って仙元峠へ辿る古い道が僅かにまだ刻まれてあり、広場の傍には朽ちそうな古い道標が立っている。
何時かの時、古棒枕沢を詰めての帰り、此の道を迂闊に見送ってしまい仙元尾根をぐんぐん降りて大日如来堂へ降り着いてしまい細久保橋の袂に停め置いた車に戻る難儀さに泣いた。

Blogh231015大平山から派生した細久保谷の対岸の大ネド尾根(熊取り尾根とも)を眺め。

Blogh231016仙元谷の奥彼方を眺め。
天目山林道と和してシゴー平に向う林道を鼻歌で下った。
♪ サッちゃんはね サチコというんだ ホントはね ・・・・ ♪


さて・・・何か忘れている。

そうだった、
岩を掴み上がろうとすれば岩の上に鎮座してあり。
倒木を跨ごうと思えば倒木の上にある。
此の直径が一cm程のウンコは何者の為された仕業なのであろうか。
まじまじと見入れば、木の実も混じっており臭気は無い。
どの様な生き物がこの突頂にチンマリとして致しておるのかと思えば、秋の陽差しはまだ暖かい。
Blogh231011

何方か知っておれば教えていただき、この長年の疑問から解き放たれたいと思う。
(以前にも同じような事を書いた記憶がある…が、困ったことに恍惚の為か忘れてしまった)

【追記】
 この何者かがウンコを排泄しているさまの写真を提示された方には懸賞金の贈呈を予定しています。
 但し、「懸賞金」は現金でなく「原金」で、現在過去に採金に努力しましたがこれまでは採れておりません。
 故に今は保持しておりませんが、鋭意努力は怠らずして、将来に採取できた暁に…といたします。

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2011年10月22日 (土)

秩父山塊を彷徨う教示本がまた一つ

HP「酒楽会」の長沢和俊氏からご本をお送りいただいた。
山から降ってくる雪』で氏の足跡を記された二百ページにならんとする冊子である。

Blognagabook_2

中の「奥秩父、忘れられた山径を辿って」の諸項は、私の秩父山塊への想いの憧憬となる一冊に加わろう。
ハラハラと捲れば一つに、川浦谷林道の断崖に架けられた百間橋を氏が渡っている写真がある。実はヘッピリ腰で私も渡ったことがあり、(既に百間橋は朽ち落ちたが)この川浦谷林道への想いもつのる。
齢を重ねて己が足弱に舌打ちをするこのごろ、秩父の山塊への夢を誘うに且つすべしと。
長沢氏に篤く感謝したい。

余談だが
長沢氏は此の夏に、柳小屋~荒川小屋跡~小荒川谷~孫四郎峠~雁坂峠~釣橋小屋跡と独行で歩かれた。同年代であろう氏の脚力・精神力に瞠目もし、また径すがらは如何ばかりであったろうか…と小さく嫉妬もした。
先に知っておれば『小荒川谷は古に金を掘った谿とか・・・できれば小金の一粒でも拾うて・・・』とねだりたかった。
(何の了解もとり得ずに此処に書き載せてしまった事、長沢様にお詫びいたします)

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2011年10月19日 (水)

奥谿は恋の季節

“オオッ いるぞ いるぞ”
落ち込みの溜まりを覗き見れば、一匹 二匹 三匹 ・・・ 六匹・・・
“真ん中にいるのが雌だな、傍に寄っている大きいのが雄か…。
 すこし離れて様子を窺っているのが歳若のアブレ雄だな・・・、お前に恋はまだ早い”

Blogh23mukaip2

“もう少し 近寄って写真を撮ろう・・・”
ボキッ… 迂闊、枯れ木を踏み折った。
ギョッ… 岩魚共、一目散に岩陰へと走ります。
 『あれぇ みんな どうしたのヨウ~』 雌だけが取り残されてしまいましたね。
折角の恋路を 無粋にも邪魔をしてしまいました。

慌てて押したシャッターに 岩下に隠れようと慌てる薄情な雄も何とか写っていました。
“愛されて強い子を産め… 腹が減っても自分の子を喰うてはならんぞ”
 
奥谿はもう秋 岩魚達は恋の季節です。


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2011年6月14日 (火)

桂谷出合いの大岩とアシ沢の奥

先日、荒沢谷の支流はアシ沢の奥域覗こうと出かけました。

途中、桂谷の出合いの丸い大岩がまだ健在であって嬉しく喜びました。
初めて此の大岩を見たのはもう三十年近くも前のことです。
増水時の激流にも耐えて、よくぞ転がり落ちずに・・・と感心もしました。
装備屋メイさんの記録によれば、一時は丸太が挟まっていたこともあるそうです。
力イッパイ押してみようか・・・
思いましたが、万一転がり落ちてしまったら此の大岩の歴史が終わって・・・と思い止まりました。
Blog236arasawaashi8
桂谷の二段滝を左岸で巻いて下流域を少し覗きました。
本谿に戻って、目的のアシ沢の出合いを見送って少し先のベンガラ(ベニガラ)の滝を見物。
雨後で少し増水気味、なかなかの迫力で周囲の岩肌もベニ(紅)色が濃いよう見えました。
Blog236arasawaashi11
降り戻って、アシ沢に入り込みました。
此の谷はどちらかと云えば、落ち込みの続く穏やかな谿です。
しかし 「始めチョロチョロなかパッパ…」
きっと奥は大滝や厳しい峡間があるに違いない・・・
その奥域を見届けるのが今日の目的です。

しかし・・・
入り込んで一時間半ほどで時間と体力が限界になってしまいました。
此の奥は如何なっているんだろう・・・
小滝の続く先を伸び上がって眺め、此処で引き上げることにました。
Blog236arasawaashi16
思えば雲取林道が崩落で片道を一時間程も歩かねばならず。
転がりそうな大岩の処で時間を費やし過ぎたこと
桂谷を覗いてしまったこと
ベンガラの滝を観に行ってしまったこと
これが災いしてしまいました。
やはり本命をお座なりにして浮気をしてはいけません。

アシ沢の奥、左岸が大崩落している場の先、上の写真の先は
透かし見れば、穏やかの様でもあるし、前面が岩壁の様でもある、
いったい如何なっているんでしょうかねぇ。

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2011年5月30日 (月)

デジブックを一つ作りました。

先日、中津川の学沢へ行きました。

“何で あそこへ行きたかったのだろうか・・・。”

山ツツジが見たかったから…
人の手で破壊された谿は如何なったろうか…
劣悪な環境で岩魚達は元気にしているだろうか…
いろいろと考えてみました。
どれも少し違うような気が致しました。

奥の二俣に辿り着いて、判りました。
“そうか、俺は此処へ此の場所へ来たかったんだ。”


私はこれまでも、何で秩父の奥谿を彷徨するんだろうか…どうもよく判りませんでした。
“自分の居心地のよい 自分の桃源郷を探して記憶に残したいんだ。”
   山のあなたの空遠く「幸いはひ」住むと人のいふ
   山のあなたになほ遠く・・・
だから山のこなたをひたすら徘徊するのでしょう。
たぶん そうなのでしょう。


そんな訳で、記憶に残っている山のこなたの風景を拾い集めてみました。
(まだ大切な良い場所が沢山に残っているような気がします。それは後から追加するとして、とりあえず)


題名を「私の桃源郷」としていましたが、
「私の…」が何やら気恥ずかしく「山のこなたの桃源郷」と改めました。

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2011年5月25日 (水)

新緑の学沢を遡る

Blog235gakuzawa1_2
あまりに天気が良いので中津川支流の学沢へ行った。

最初に此処を訪れたのは、15年程の前だと思う。
其の時は、堰堤工事と造山工事の真っ最中で谿はガレで埋まっていた。
『ハッパかけんからよぉ~、オジサン危ねえよぉ~』作業員に怒鳴られながら上流へ向った。
次に訪れたのは5年程前だった。

そして、“今は如何なったろう・・・か”懐かしくなって訪ねてみた。

Blog235gakuzawa14_2一時間半ほど歩いて林道の終点が見えてきた。
“造山工事の跡は、やっぱガレて木が生えんなぁ・・・”
それでも谿は随分と復活してきているようだ。

平成6年度とある、最終堰堤に登ってみた。
“そうだ 林道を歩いて来て此の上で休憩をするのだった・・・”
“すると すると 椅子に使ったあの木の箱は・・・?”

“アッタ !” だけど既に朽ち果てていた。
Blog235gakuzawa75

“オウ~イ 岩魚くん、君は元気にしていたかぁ~”
問いかけても、ただ目をみはるばかりだった。

“そうか 前に逢ったのは、君の親父だったのかもしれないネェ…”

見覚えのある 二俣に着いた。
此処は、開けてとっても気分の良い処だ。

Blog235gakuzawa11
一つだけ寂しく思った。

それは・・・
「新緑の候は 命盛んになりて 谿を巡る釣り人も 生気満ちて山中で情欲を昂ずる」とのあの説のことだ。
今、己を省みれば 何らの兆候も欲情も湧いてこない。
“歳だ しかたがない・・・か” 諦めたが少し侘しい。

何時も思うのだが・・・
深山の谿へ入り込むと
何処からか、女童が歌を唄っているような声が聞こえてくる。

山谷の精であろうか・・・。  それとも 耳鳴りであろうか・・・。


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2011年5月 8日 (日)

足慣らしに丹波へ

爺連の一人が『大黒茂谷へ行ってみたい・・・』
“その昔に杣人の子らの通う学校が在った…”とかで、興味があるらしい。
と云うので曇天の中、
丹波の泉水谷と支流の大黒茂谷へ入った。

アマゴにヤマメにイワナが雑多(?)に棲んでいる。
ヒョイヒョイ喰いつくので、釣りは直ぐに厭きた。
学校の痕跡も、捜したが見つからなかった。
何より風情に欠ける谿相に飽いて早々に帰途についた。

帰り、「のめこい湯」に浸かった。

『ヤッパ 苔生した秩父の谿がイイなぁ・・・』

二人の感想であったが、適度の足慣らしにはなった。

(秩父山塊の外なので、写真も何も無し)

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